患者さまへ

なでしこ研究の背景

性差医療とは 性差医療は、男女の様々な違いにより発生する病気や、病態の違いを念頭において医療を行おうと、1990年代よりアメリカを中心に広がってきた新しい医学の流れです。 従来、医療は男女を同じものとしてとらえてきました。これまで治療の基準になるのは男性であり、いろいろな医学データも男性から得られたものがほとんどで、それをそのまま女性の医療に用いられてきました。しかし、同じ疾患に対する危険因子や症状に男女差があることが明らかになってきました。 このように性差医療とは、男女の様々な違いを考慮して、その証拠に基づいて最良の医療に反映させようというものです。

アメリカでは、様々な面から男女の差(性差)に基づいて医療を推進する体制作りが始まり、 米国心臓病学会からは、女性のための心血管疾患予防ガイドラインなども公表されています。アメリカに比べ日本では、性差を考慮した研究はまだ十分に進んでいません。

なでしこ研究の目的

ここまでお話したような現状をふまえ、日本国内で循環器疾患の治療を行っている病院が協力して、動脈硬化性疾患(例えば、心筋梗塞や脳梗塞)の性差や、さらに女性における動脈硬化性疾患の発症、進行、予後に与える影響を医学的社会的な面から検討し、関連する因子を明らかにすることをこの研究の目的としています。

なお、本研究は現在参加者募集は終了し、データ解析中となっています。

なでしこ研究にご協力いただいた患者さまへ

なでしこ研究へご協力いただき、ありがとうございます。なでしこ研究をさらに発展すべく、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、なでしこ研究から得られたデータを使って、新たな分析を行うものです。この研究は、新たに倫理委員会の承認を経て実施するものです。詳細は、以下をクリックしてご案内をお読みください。

ご質問がある場合、または以下の新たな研究に「自分の情報を使ってほしくない」とお思いになりましたら、遠慮なく下記リンクに記載の担当者までご連絡ください。

冠動脈疾患診断およびリスク層別化における冠動脈CTの新規機能的指標の意義の性差と費用効果分析(NADESICO-FFRCT study)

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